坐骨神経痛は筋肉の圧迫や骨の歪みだけで起こるわけではありません。中には背骨や馬尾神経に腫瘍ができると坐骨神経痛が起こり場合もあります。
また内臓にできた腫瘍が血液やリンパ液よって背骨や骨盤に運ばれて転移すると坐骨神経痛が起こります。
腫瘍が原因の坐骨神経痛の痛みは安静にしていて激痛に見舞われおさまらないのが特徴です。癌が背骨に転移すると椎骨という背骨一つ一つのの骨が破壊されるため、背中から腰、下肢などに坐骨神経に沿った激痛が現れます。
転移するがんは性別で分けると女性では乳がん、子宮がん、卵巣がん、男性では前立腺がんが多いです。 男女関係なく転移しやすい癌は膵臓がん、肺がん、胃がん、腎臓がん、直腸がん、甲状腺がんなどがあります。骨盤の中には、子宮や膀胱、直腸、前立腺などの内臓があるためこれらの内臓の腫瘍やほかの臓器にできた腫瘍または骨盤そのものにできる腫瘍が転移して坐骨神経痛を引き起こすことがあります。
坐骨神経痛だからといって簡単に自己判断せず「少しおかしいな」と思われたら早急に専門家へ受診することをお勧めします。坐骨神経痛の裏に大きな病気が隠れているかもしれません。